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2019/8/30
【ミス日本×ACTSDGs】SDGs実践講座第6回

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【ミス日本×ACTSDGs】SDGs実践講座の第6回を、日刊工業新聞社にて開催しました。
「SDgs目標⑩誰も取り残さないコミュニケーション」では一般社団法人異言語Lab.代表理事の菊永ふみさんが登壇。
自身もろう者として、事業をいくつも企画してきた菊永さんは、最新の情報やセミナーなど魅力的な内容であっても、ろう者はサポートがないと聞くことができないため、同じ社会にいながら情報格差の問題があることを指摘。
例えば健常者でも海外で言語が使えないと満足に資質を発揮できないのと同じように、扱うコミュニケーション手段によっては不平等が生まれてしまうことは誰もに起こりえます。
障害者を含めたすべての人が活躍できるために、コミュニケーションの手段を確保すること必要です。
それが社会に多様性をもたらし、幅広い資質の人々が力を発揮できる社会へのつながります。

「SDGs目標⑨テクノロジーと人との関係」ではNPO法人ハックジャパン副代表理事の柳川優稀さんが登壇。
現役高校生として学校に通いながら3法人の代表を務め、全国でプログラミング教育事業を展開しています。講演ではAIの進化とどう付き合っていくかが話し合われました。
テクノロジーの進化によって人間の仕事が減少したり、機械に取って代わられることがあります。またニュースなどもAIに管理されることさえあります。
私達テクノロジーの恩恵を受ける側は、自らの資質や歴史、趣味や嗜好を意識し、アイデンテティーの確立によって能動的にテクノロジーを社会に活かしていく姿勢が必要なのだと考えされました。

テクノロジーの進化が、人の不便や不平等を解消する反面、テクノロジーによって仕事や趣味が失われていってしまうこともあります。機械に果たせない自らの役割や人生の意味を考える講義となりました。