2017ミス日本「水の天使」宮崎あずさです。
先日、第3回アジア太平洋水サミットに出席するため、ミャンマーに行って参りました!
何といっても暑い!!!(日本との気温差は30度でした…)
しかし、日本以外のアジアに足を踏み入れるのは人生で初めて、しかもそれを水の天使として経験できるなんて、就任直後から海外で水の案件に関わりたいと思っていた私にとっては夢のような時間でした。
サミットのオープニングには振袖を着て出席し、各国代表の方々の写真撮影が終わった後にステージの方へと向かうと、なんとアウン・サン・スー・チー氏にお会いすることが出来ました!
小学生の頃、ミャンマーの民主化のために運動した彼女は本や記事の中で会うことが出来る雲の上の存在でしたが、その彼女に会うことが出来るなど小学生だった私に想像できたでしょうか。
水の天使の役割についてお話した後、スー・チー氏から「どのようにして選ばれたのですか?」とご質問を頂き、ミス日本の応募からファイナリストを経て選ばれるまでをお話しました。
その後スー・チー氏が、私の着ていた振袖を見て「とても素敵な着物ね」と言って下さり、お写真まで撮ることができました!
その後、日本の千代紙で作った折り鶴をプレゼントしたところ、スー・チー氏は「つる!」と日本語をお話になり、“長生きの象徴ね”とやさしく微笑んで受け取ってくださいました。
翌日には、ヤンゴン市内の下水処理場に向かいました。
日本以外の下水処理場を目の当たりにするのは初めてで、その違いに驚きました、入ってくる水が黒いのです。
現地ではBlack Waterと呼ばれる程、真っ黒で、処理を経て綺麗になった水も透き通ってはいるものの完全に透明ではありませんでした。
一般の方々が快適に過ごす事ができるよう、日本の技術やメンテナンスなどを世界中のより多くの方に発信したいと思った瞬間でした。
その「発信」に関して、翌日のワークショップで、東南アジア諸国の代表やWHOなどが集まる場でプレゼンテーションを行いました。
ミス日本が国連のSDGsに色んな側面から貢献できること、そして水の天使として、文書主義ではなく実際に自分で体験することで同じ目線に立ち発信するという事などをお話しました。中には水の天使の取り組みをユニークだと言ってくださる方もいて、水の天使として頑張ってきてよかったなと感じました。
無事に終えることができて感無量です。